ここからは神奈川県の令和6年度数学過去問から出します。
実際は4択問題ですが計算部分だけで39点もゲットできますので
普通に解いていきましょう。
残りの問題にも選択問題が含まれていますのであとは勘でプラスαが期待できます。
問題:
解説
計算式を確認する
数直線で考える
- 数直線をイメージしてください。スタートは「2」です。
- そこから左に「8」動かします。
数直線の流れ:
- スタート:
- 左に8動く:
答えは
覚えるべきポイント
- 引き算は「数直線で右に動くか左に動くか」を考えると分かりやすい。
- 例えば、「」は「2」から左に「8」動くので 。
問題:
解説
まず分母を揃える
- 分母が なので、最小公倍数 に揃えます。
分数を変換します:
分子を計算する
結果を確認する
- 計算の結果は です。
覚えるべきポイント
- 分数の足し算・引き算では「分母を揃える」ことが最初のステップ。
- 分母を揃えた後は、分子だけを計算してまとめる。
答え
問題:
解説
まず分母を揃えます
- 分母が なので、最小公倍数は です。
分数を分母 に揃えるため、それぞれ分子と分母に適切な数を掛けます:
- 分子を展開して書き換えます
左の項を展開:
したがって:
右の項を展開:
したがって:
- 分子を引き算します
答え
覚えるべきポイント
分母を揃える
- 分数の足し算・引き算では、分母の最小公倍数を見つけて揃えます。
分子を展開して引き算する
分子を整理する
問題:
解説
1. を計算します
分母が のままだと計算がしにくいので、有理化(分母を整数にする処理)を行います。
- 分母と分子に を掛けます:
2. を簡単にします
を素因数分解して簡単にします:
3. 2つの項を足し算します
は次のように変形されました:
同類項をまとめます:
答え
覚えるべきポイント
分母に平方根がある場合は有理化する
- 分母にルートがある場合、分母と分子に同じルートを掛けて有理化します。
平方根を簡単にする
- のようなルートは、なるべく簡単な形に直してから計算します。
同類項はまとめる
- のような同じルートを含む項は、数字の部分をまとめて計算します。
素因数分解とは?
素因数分解とは、1以外の数字を「素数(2, 3, 5, 7, 11, ...)」だけで表すことです。
素数って何?
- 素数は、1と自分自身だけで割り切れる数字のことです。
- 例えば: 2, 3, 5, 7, 11, 13... など
素因数分解のイメージ
「素因数分解」をもっと簡単にいうと、数字を「小さい掛け算」に分けることです。
例1:
12 を素因数分解12を小さい数字に分けていきます:
6もまだ分けられるので:
これで終わり!素数だけになりました:
例2:
30を分けていきます:
次に15を分けます:
なので:
ポイント
- 割り算を使うと簡単
- 小さい素数(2, 3, 5, ...)で割り続けると分解できます。
- 全部が素数になるまで続ける
覚えるべき理由
- 素因数分解は「割り算」や「最小公倍数・最大公約数」の計算で役立ちます。
- 難しい問題も小さく分けて考えられるようになります!
問題:
解説
1. 各部分を展開します
1つ目の項 を展開します:
2つ目の項
2. 全体の式を書き換えます
式は次のように変形されます:
3. 括弧を外して整理します
括弧を外す際、2つ目の項の符号に注意します:
次に同類項をまとめます:
したがって:
答え
覚えるべきポイント
括弧を正確に外す
- 特に「引き算」の場合は括弧の中の符号が変わることに注意します。
展開の基本を確認する
同類項を丁寧にまとめる
- , , 定数項の順で整理するとミスを防げます。
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