令和6年都立高校(数学)※1

 問題


-6²×194  を計算せよ。

解説

ステップ1:  累乗の計算を最初に行う

まず、累乗(62)を計算します。累乗は掛け算の繰り返しなので、62=6×6=36
符号を注意すること。累乗はその数自体の正負に影響を受けますが、ここでは 62 

なので、マイナスは計算後に付けます。62=36

重要なルール:累乗を計算する際は、正負の符号に注意!

ステップ2:  掛け算を計算する

次に、36×19  を計算します。分数の掛け算は、分子と分母で割り算を考えることが

ポイントです。

36×19=369=4

重要なルール:分数の掛け算は、分母と分子を簡単に割り算する!

ステップ3:  最後に引き算を行う

最後に、44 を計算します。44=8

重要なルール:負の数同士の引き算は、数直線をイメージしながら計算すると間違い

にくい!


答え

8


覚えるべきポイント

累乗はまず計算する。符号を正しく扱う!
分数の掛け算は「割り算」の考え方で計算する。
最後に、負の数を引き算する際の数直線の考え方を覚える。

ルール】累乗の符号の扱い

-6² と (-6)² の違いを理解しよう!

 -6²

累乗の計算では、まず数の累乗を計算して、その後で符号を付けます。
つまり、これは -(6 × 6) という意味です。
計算の手順: 6² = 6 × 6 = 36 → -36
結果: -36

 (-6)²

括弧がある場合、累乗の計算には括弧全体を含めます。つまり、(-6) × (-6) という意味になります。
計算の手順: (-6) × (-6) = 36(負の数 × 負の数 = 正の数)
結果: 36



【類似例で練習しよう】

問題1:  42

解き方: まず累乗を計算して 42=16、次にマイナスを付けて 16
答え: 16

問題2: (-4)²

解き方: 括弧全体を累乗する (4)×(4)=16
答え: 16

問題3:  52(3)2

解き方: まず 52=25、次に (3)2=(3)×(3)=9、最後に 259=16
答え: 16

【このルールを覚えるときのコツ】

  1. 括弧がなければ、マイナスは後から付ける。
  2. 括弧があれば、その中身を全部累乗する。
  3. 符号で混乱したときは、計算の途中で確認メモを取る癖をつける。

令和6年 問1 問2 問3 問4 問5 問6

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