変化の割合

 

変化の割合とは?

変化の割合は、「xxが変わったとき、yyがどのくらい変わるか」を表します。
具体的には、次の公式で求めます:

変化の割合=y2y1x2x1\text{変化の割合} = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}

ここで:

  • x1x_1x2x_2xx の始めと終わりの値
  • y1y_1y2y_2:対応する yy の始めと終わりの値

具体例

例1:一次関数 y=2x+1 の場合

x=1x = 1 から x=4x = 4 の間での変化の割合を求めてみます。

  1. x=1x = 1 のとき、y=2(1)+1=3y = 2(1) + 1 = 3
    x=4x = 4 のとき、y=2(4)+1=9y = 2(4) + 1 = 9

  2. xx の変化:41=34 - 1 = 3
    yy の変化:93=6

  3. 変化の割合:

    y2y1x2x1=63=2\frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1} = \frac{6}{3} = 2

この場合、変化の割合は 2 です。


変化の割合の意味

一次関数では、変化の割合は「直線の傾き」と同じ意味になります。この例では、傾きが 2 なので、変化の割合も 2 です。


さらに理解を深めるために

  • 変化の割合が プラス ならグラフは右上がり(増加)
  • 変化の割合が マイナス ならグラフは右下がり(減少)


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